2010年09月07日

楽しい古代文字


























 この布絵は、古代文字の『秋』をデホルメしたものです。

ある篆刻の先生によると、『秋』の元の字は禾(稲)と亀と火で、

亀とはズイムシやハクイメシなどの稲の害虫のことで、それらを

火で焼く形を現しているそうです。

 私は詳しく調べずに、稲穂にイナゴが飛び跳ねていると解釈し

布絵にしました。害虫が焼かれて飛び跳ねている……ある種残酷

ともいえる文字だったのです。それだけ稲は大切だったのですね。

 古代の人の発想はとても豊かで、ひとつの文字が壮大なドラマ

をなしていることに気付かされます。

 そんなドラマを安直にデザイン化するのは、先人たちに失礼な

ことです。これからは心して忠実に調べてからデザイン化させて

頂こうと思います。


 この布絵は先日の『土・花・布展』に展示させて頂いた作品

 です。興味を持って尋ねて頂いた方、文字のいわれは前記の

 とおりです。訂正してお詫びいたします。




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この記事へのコメント
こんにちは

『土・花・布展』のご盛会おめでとうございました。

私もお邪魔したかったのですが、ちょっと日程が合わずとても残念に思っています。
また来年を楽しみにしておりま~す。

古代文字の「秋」は、なにか想像がかきたてられる感じがします。
稲穂を大きなレンズでのぞいたような不思議さが素敵です!

青海波文様と、同色の虫に、秋の豊かさ、楽しさを感じます。
文字ををふか~く理解されていたら、この作品は生まれてなかったのかもですね。
(よかった~♪などと言っていいのカナ)
Posted by かぎろひ at 2010年09月07日 12:53
 かぎろひさん、コメントありがとうございます。

古代文字って色々あるのですね。面白くってはまりそうです。

元来ミーハー気質の私は、次々と興味が移るのですよね。

えらーい師匠から「何かひとつのことに定めて打ち込んでいたなら

そこそこ大成しただろうにねぇ」と言われたことがあります。

 でももう手遅れなので、中途半端なまま人生突っ走りま~す。

 浅いところの作品を気に入って頂きありがとうございます。

 「今後ともよろしくお願いいたします。お師匠様」
Posted by はなの at 2010年09月07日 20:03
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